適宜・適量とはどのくらいか
適宜・適量とは、必要な時に食材に対してちょうどいい量の事。料理の世界の中では、とても便利な言葉で、いちがいに分量を出せない、あるいは出しにくい場合に使います。
“少々”とは意味合いが違います。たとえば、揚げ物。その人の持っている鍋によって、使う油の量がちがうので、そんなとき分量表では、揚げ油:適量、と記載されるということです。
また、シチューなどの仕上げに“味をみて、塩・胡椒で味を調える”こんな時は、味をみてもう十分なら、入れる必要はないわけで、こんなときは塩・胡椒:各適宜、こう記載されるのです。