おむすびをもってどこかに行くことも多いでしょう。
日本人なら、当たり前のように慣れ親しんでる、おむすび(おにぎり)は誰にでも作れます。
しかし、上手に美味しく作れているか?それは別の話。親のカタキのように力を入れすぎてご飯がつぶれているものも、一口食べるごとにパラパラりとくずれていくのもいけません。
塩のあんばい(加減)もよく、最後まで一粒一粒くっついたまま、ふっくらご飯がおいしくないといけません。
そして、おむすび(おにぎり)は、日本の携帯食としては世界に自慢しても恥ずかしくない立派な料理。
コンビ二のおむすびは、開発・研究され、大変よくできています。
しかし、なぜコンビ二のおむすびは飽きてしまうのか?
手塩にかけるという言葉通り、人の手で作るおむすびは、掌で塩を溶かし、炊き立てのご飯を、ほっほっほっ、とリズムカルに転がすように作ります。
程よく蒸気も抜けて、塩のあんばい(加減)も画一的でない分、1個目も2個も最後まで飽きずに、”気がつかない程度に味が異なる”これがまたいいのです。
お天気のいい日はおむすびを持って、ピクニックの人も多いでことでしょう。
ここで、天気もよくなると大いに気をつけたいのが衛生面。
とにかく作る前の手は、よくよく洗うこと。
最初の1個目は、持って行かずにその場で食べてしまうことをお勧めします。
できたおむすびは、ラップできっちり包むより、通気性のいいお弁当箱や、竹籠や、経木(竹の皮)に包むのは、かなり腐敗を防ぐ効果が大です。昔の人の知恵は偉大ですね。