油揚げは、汁ものに入れてよし、煮ても焼いてもよしと、実に重宝な素材です。

“油揚げ”という呼び方は、関東では豆腐を薄く揚げたもののことで、厚いものは“生揚げ”と呼びます。ちなみに、関西では薄いものは“薄揚げ”、厚いものは”厚揚げ”と、呼び方が異なります。

冷蔵庫に常備しておくと大変便利ですが、油揚げは匂いがつきやすいので、３日以内で食べきりましょう。冷凍にするのも良いが、こちらも匂いがつきやすいので、早めに使ってくださいね。凍ったものは、そのままパリパリと手で折ってさっと湯で洗い、絞る程度で直接みそ汁などに放り込んでもかまいません。

• いなりちらし

  

  確かに！おいなりさんの味がします。

油揚げは半分に切り、１枚ずつめん棒などを転がして軽くし、パンパンとたたいてから空気を入れて袋状にはがしましょう。最初から袋になっている油揚げもあるので、それを使っても構いません。ぬるま湯で油揚げを洗い、水にとって静かに洗い、口を下にしてそっと絞りましょう。

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  宝袋きんちゃく

  七福神にちなんで7種類の具がはいった、めでたい袋。

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  焼き納豆袋

  油揚げの宝袋に、仲間の発酵大豆が鎮座しておりまする。酒の肴にもGOOD。