炊き込みご飯のルール
新米が揃う時期は、特に難しいおかずを作らなくても“炊き込みご飯1本勝負”でも、十分ご馳走として成り立ちます。
美味しく炊き上げるコツの1つに、「調味料を入れるタイミング」があります。
電気釜で炊く場合、スイッチを入れる寸前に調味料を入れましょう。“入れたらすぐにスイッチを入れる”
調味料を入れたまま浸水すると、お米に塩分が浸水して膨らみにくくなり、どんな美味しい新米も、ふっくら炊きあがらなくなります。
炊き込みご飯の失敗例として、一番多いものが「ご飯に芯が残ってしまった」というもの。
これは水加減でも、浸水時間でもなく、調味料を入れたまま、米を1時間以上放置してしまった時に起こる現象なのです。くれぐれも、”前日準備しタイムセット”は危険だということを、覚えておいてください。
そして、美味しく炊き上げる2つ目のコツとして、まずはお釜の性質を知るために、面倒でしょうか説明書があればもう一度確認してください。
米5合炊けても、炊き込みの時は3合までと書いてあるお釜がほとんどです。そして、具材に肉などの重量の重いものを入れる時は、2合で炊く方がいいこともあります。これは説明書に書いてないのですが、この失敗例も多いのです。
美味しいふっくらした炊き込みごはんを楽しんでくださいね。