ふきを適当な長さに切って、まな板の上におく。塩を全体にふって、ゴリゴリとこすり合わせ、サッとゆでる。それから皮をむく・・・・これがふきの下ごしらえだった。しかし、何年も前から、アクは山ふきでない限り、塩でゴリゴリも不要だし、生のままいきなり皮をむいてから、調理しても美味しく食べられる。
つまり面倒な手間なしに、ふきを気軽に食べられ、春を楽しむことができるので、ふきを面倒な野菜というイメージからはずしてほしい。
ただし、指先が汚れるのは嫌だなぁ・・・という人は、茹でてから皮をむいてもかまわない。その時の自分の状況に、応じて作ればいい。