しょうゆを“回しかける”というように、なるべく早く、味を全体に行き渡らせるためにすることで、回しかけたあとに、たいてい「混ぜる」というプロセスが入ってくることが多い。

たとえばおひたしを食べるときには、最後にしょうゆ味をつけますが、このときも1ヵ所にまとめてかけてしまったら、味がムラになり、まんべんなく混ぜるのにとても時間がかかってしまいます。よって、調味料を回しかけるというのは、仕上がり味を左右する大切な作業なのです。

• 水菜のおひたし

  

  水菜はあっという間に火が通るから、いつなんどきも便利。