玉ねぎをサラダなど、生で使いたい場合、辛い時は水にさらしましょう。火を通すときには決してさらさないこと。

さらす場合の時間はだいたい、5〜10分で程良い辛味になっていることが多いですが、30分位さらさないと“ヒ−ッ”なんてこともあるので要注意。

ただし、マリネやピクルス、南蛮漬けなどは調味料と合体して辛味がうまみに変わるので、そこは見極めとレシピをキチンと読み取る事。必要な時は、作り方の番外にあるポイントやメモ欄などに記されている本も案外多いのでよく確認しましょう。

さらすときは大きいボウルとたっぷりの水で行い、水の温度は冷たい方が、辛味の抜けが早い気がしますのでお試しください。

• 豆とサラミのサラダ

  

  イタリアンな豆のサラダ。

玉ネギには繊維にそった切り方と、繊維を断ち切る切り方があります。
繊維にそった切り方が「名脇役」なら、繊維を断ち切る切り方は「名黒子」といった感じ。

玉ネギらしいシャッキリとした歯ざわりを味わいたいときは、繊維にそった切り方がおススメ。酒の肴よく登場する、さらし玉ネギはこの切り方です。

繊維を断つ切り方は、水分が出て火を入れるとクタッとし、うんと煮込むと元の形はほとんどなくなります。ハヤシライスにはこのほうが向いています。

玉ネギを薄切りにし、たっぷりの水でさらす。
水けをきって器に盛り、ちぎった梅干し、おかか、しょうゆ少々で和えます。