イタリア語で“ローズマリーノ”ともいいます。
甘く刺激的な香りとほろ苦さを持ち、ハーブの中でもひときわ強い個性を放つシソ科の植物ローズマリー。古くから美容のハーブとして髪の手入れなどに使われ、親しまれています。

精油成分が大変豊富で、強い抗菌・酸化防止作用、頭痛や肩こりなどを抑える鎮痛作用、疲労や落ち込んでいるときに頭と心をすっきりさせる作用、また外用薬として塗って筋肉の痛みを緩和したり、虫よけにも使われるなど民間療法に用いられてきました。

プランターで育ててもとても丈夫なローズマリーは、途中で剪定しないと根を張り過ぎて葉もゴワゴワし、野生化してきます。味も優しい味から、強烈な香りが強くなってきます。その特徴は料理にも活かされ、肉や魚の臭みを抑えて鮮度を保ったり、強い香りが味にアクセントを加えてくれます。

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  スパイシーフライドチキン

  好みの香辛料でいろいろ試しあれ。

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  ハーブパン

  作り方は簡単でシンプル。好きなハーブで作れます。

おすすめの料理は、ローズマリーがひと晩“添い寝”した塩豚とレンズ豆の煮込み。肉の味と香り、美味しさが滲みわたったレンズ豆をお楽しみください。夏バテ気味になる前に、体に爽やかなスタミナをつけておきましょう。

ローズマリーはロースト料理にはそのまま使うことが多いハーブですが、煮込み料理には食材の下味として使うのがおすすめです。また、使いすぎると香りが強烈になってしまうハーブですので、使用量はほどよく加減してください。

教えてくれた人：吉開有紀（国際中医師）

• チキンのペッパーローズマリー焼き

  

  ローズマリーは消化を助け気分がやわらぐんです！！

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  塩豚と温野菜の白ワイン煮

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  ハーブピクルス

  酸っぱいピクルス、食べたくなる時あります。