たった今、そばに誰かいたならば、一言しゃべってみてください。
『卵かけごはんは好きですか?』
『ねえ、卵かけご飯、どおやってたべる?』
新米がそろったからこそ、この放たれた素敵な魔法の言葉。
卵かけごはんへの、明るいこだわりは、人によってそれは様々で、盛り上がること間違いなし。5人も人が入れば、もう大変。へーそんな食べ方あったのかと、感心します。卵の割り方、ご飯を入れるタイミング、卵の混ぜ方、落とし方、卵のメーカーにこだわる人に、醤油のウンチクまで語る人。また、なにもこだわらない、覚えてない人まで・・・。
お酒が入ってないのに、まるで入ったみたいに賑やかになることが多いのです。
卵を生で食べるという食文化は日本独特のようで、そもそも卵に火を入れないで食べることは、世界的に見てもマレなようです。
いつ食べても美味しい卵かけご飯ですが、この銀シャリと言われるピカピカ新米の炊き立てで食べる卵かけご飯は、この上ない世界一のごはんの食べ方とおもうのです。
卵の旬は本来は春ですが、この時期にたまごに感謝をこめて、卵料理で食卓を楽しみませんか?