重ね、細く、細く刻むこと。
せん切りはよく切れる包丁で切るほうが断然おいしいです。とんかつ屋のキャベツはほとんど機械で切っていますが、実は手で切るよりおいしいのです。
刺身のツマの大根も包丁で切るより、ケンつきの道具でシャッシャッとするほうがはるかにおいしいので、何でも手でするほうがうまいとは限らないという好例。
水にさらしておく時間をよく聞かれますが、さらせばさらすほど、まずくなりますので要注意。シャボッと洗うだけで水けを切りましょう。
キャベツの葉のやわらかくて、美味しそうなところを重ねて、細く、細く刻みましょう。固そうな芯の部分は取り除くか、そぎ切りにしてから刻むとよいです。
またはキャベツを丸ごと四つ割りにして、刻みやすい端から刻んでいく方法もあります。長いのや短いのが出来ますが、いろいろな部分が混じり合うのでこれはこれで美味。最近では、キャベツせん切りスライサーなるものも売っていますので随分と便利になりました。