“和える”というのは、混ぜるということである。
しかし、「和」という字を使っているように、そこには味に和みがなければいけません。ただ混ぜればいいというものであり、合わせた調味料と素材は、調和が大切なのです。
「和える」という場合は、ほうれん草のごま和え、人参の白和え、わけぎのぬたというように、計算された配合の和え衣や調味料をすり鉢かボウルに用意し、その衣に対して適切な材料を入れて混ぜ合わせることで、その料理を「和えもの」といいます。
食べる直前に和えたほうが水分が出なくておいしいことを忘れずに。