そうめんは、ゆで方も大事だが、洗い方も大事。
ゆであがったら、水で冷やしてハイ終わりの人を見かけるが、これではどんな上手にゆでても、ゴールに半分も達してないも同然。
ゆで上がったら、とにかく冷たいきれいな水で、何度も水をかえながら、手早くゴシゴシ、しかし大切なものを手洗いするようにするのがコツ。
あの乾物特有の匂いも消え、塩分もよくぬけ、実にアカ抜けた味に仕上がる。
年数を経たものがうまいといわれるが、管理状態のよいことが条件。
家では梅雨を越すので味が落ちる。1年が限度ではなかろうか。
冷たいのもよし、にゅうめん(温めん)もよし、炒めてもうまい。冷たいそうめんには薬味が欠かせない。1種類だけでなく3〜4種類あると幸せな食卓。
おろししょうが、刻みみょうが、細ネギの小口切り、いりごまなど。